リカちゃんからの祝電 制服ブーム

1987年に発生した、人形の「制服ブーム」。


このブームはもちろんリカちゃんにも影響しました。


この導火線となったのが、85年に発行された「東京女子高制服図鑑」(森信之著・弓立社)で、高校の制服にDCブランドが採用されるなど制服ブームが巻き起こっていた時代背景もありました。


ジェニーには「グラフィティードレス」と称して、セーラー服やブレザーなど高校生の制服が用意されました。


マーババービーには「キャンパス・コレクション」として、ハイスクールライフを中心にした商品展開がなされました。


ツクダアイデアルからは「制服通り」として、ジェニーやマーババービーに着せられる制服のシリーズが発売されました。


制服通りは高校の制服だけではなく、実在の企業の制服に似せたユニフォーム類も含まれており、この年の東京おもちゃショーのツクダのブースでは、これらのユニフォームを着せたマーババービーがずらりと展示されていたのです。


祝電 リカちゃんに制服を着せてあげてもかわいいですね。

リカちゃんからの祝電 華やかな友達

祝電 リカちゃん登場より前の、リカちゃんの誕生20周年の年には、ジェニーの商品展開も華やかなものでした。


「ハナエ・モリ・ジェニー」、「ピエール・カルダン・ジェニー」、「イブ・サン・ローラン・ジェニー」に新しいデザインのものが加わりました。


「エイティーン・ジェニー」は、18歳になった大人っぽいジェニーという設定の、レギュラーのジェニーより頭が小さく、身長が1cm高いハイヒールドールで、マーババービーの影響がしのばれました。


祝電にジェニーバージョンが発売されても人気でしょうね。


この年には、「大徳寺貴更(キサラ)」という、ジェニーの世界では初の日本人キャラも登場しました。


キサラは頭が小さく、気の強そうな顔をした個性的な人形で、そのキャッチフレーズどおり「ダイタン・カゲキに参上」しました。


新しいボーイフレンド「レイフ」も登場。


レイフはクールでキケンな香りのするアクティブボーイという設定で、さわやかな学園の人気者ジェフとは好対照なキャラクターでした。


87年の「シェニーズクラブ」の人形たちは、前年のものとはヘアスタイルを変えたジェニー、エリー、シーナに、ロングヘアーのキサラが加わり、フローラとマリーンが姿を消しました。

リカちゃんからの祝電 幻の「パレットF」

リカちゃんの友達としては「パレットF」が派手に登場しました。


F(エフ)は、背丈の伸びたリカちゃんより、さらに1.5㎝も背が高い24㎝の身長で、ヘッドモールドそのものは"4代目"リカちゃんと同じではないかと思います。


しかし、顔のペイントはリカちゃんとは全く異なり、ちょっと小悪魔的な顔立ちをしていました。


そして、「エンジェル&リトルデビル」と称して、リカちゃんがエンジェルを、Fがリトルデビルに扮しているバージョンも発売されました。


Fには、専用のハウスやドレッサーも用意され、20周年を迎えたリカちゃんより目立っていましたが、それが禍してか、1年限りで姿を消してしまいました。


バンダイからは、メイクペンシルやメイクパレットの付いた「おしゃれメイクアンナ」や、「シャワシャワメイト」というプラスチック製のドレスを着せたお風呂遊び用の人形が発売されました。


祝電 リカちゃんをあげるのなら、かわいいメイクパレットも一緒に贈ると喜ばれるでしょう。

リカちゃんからの祝電 20周年

1987年、リカちゃんは誕生20周年を迎えました。


20歳になったリカちゃんは、"4代目"と呼ばれる姿にモデルチェンジしています。


ヘッドモールドは1984年に登場した丸顔の「エンジェルリカちゃん」のものですが、新たに白い横のラインを追加した目は、より大きく描かれるようになり、髪の色はブロンド系が定番となりました。


ボディの方はフルモデルチェンジして、さらに身長が5ミリほど伸びて22.5㎝に。


足のサイズもさらに大きくなりました。


変わったのはリカちゃんだけではありません。


リカちゃんのふたごの妹「ミキちゃん、マキちゃん」も赤ん坊から幼児へと成長し、かわりにみつごの赤ん坊が誕生しました。


みつごは、現在・過去・未来をもじって命名された弟の「ゲンちゃん」と、妹の「カコちゃん」「ミクちゃん」です。


祝電 リカちゃんに、かわいいみつごも一緒にプレゼントしたら縁起がいいので喜ばれそうですね。

リカちゃんからの祝電 リカちゃんのライバル 4

祝電 リカちゃん」、前回に引き続き今回も、リカちゃんのライバルについて。


1984年のリカちゃんは、新しいボディを手に入れます。


それまでのボディと比べて、肩幅が広くなり、身長も5ミリほど伸びて22cmになりました。


足も小さなテンソク足から、指のある自然な大きさに変わり、それに伴ってお馴染みのマグネットシューズとも別れを告げます。


マグネットシューズは、ほぼ12年もの間リカちゃんのシンボルでしたし、スチール製品の上ならどこでも立たせることが出来て、幼い少女たちの良きプレイドールである事の証しでもありました。


しかし、どんなにお酒落をしても、足元がいつもポックリ型のクツじゃバービーに負けちゃうと、リカちゃんはマグネットシューズを捨て去ったのでした。


タカラバービーの方は、ファッションドールの本道を躍進中でした。


この時代、本家アメリカのバービーはファッション方面では停滞気味でしたが、タカラバービーの方は数々の着せ替えセットが用意され、その種類の豊富さでは1960年代のバービーやタミーちゃんと充分張り合えるものがありました。


タカラバービーの商品展開は、いくつかのファッションテーマを決め、それぞれのタイトルに合わせてデザインされた数々のコスチュームを、人形に着せて販売すると同時に、着せ替えセットとしてコスチュームだけでも販売されていました。

リカちゃんからの祝電 リカちゃんのライバル 3

祝電 リカちゃん」、前回に引き続き今回も、リカちゃんのライバルについて。


新しい友達のかおりちゃんとちえみちゃんも登場して、又々「リカちゃんトリオ」が結成されます。


血液型ブームを反映して、トリオには血液型も設定されていました。


3人が通っていたのは、なぜか白樺学園ではなく「メロディー学園」で、学園教師の「なおみ先生」も登場しました。


「まきまきカールのリカちゃん」は、前年登場した「まきまきカールのまゆみちゃん」と同じように、付属のカーラーでヘアプレイ出来るブロンドの髪を持っていました。


"2代目"リカちゃんはすべて赤毛だったので、リカちゃんがブロンドになったのは1970年代初期のピチピチリカ以来の出来事でした。


チャーミーツインにも新しい仲間が登場。


アンナのママ「エミコ」と、弟の「ユーちゃん」、のぞみの姉の「ひろみ」、アンナとのぞみの年上の友達「クリス」の4人で、彼らにもそれぞれ苗字や性格、年齢や血液型が設定されています。

リカちゃんからの祝電 リカちゃんのライバル 2

祝電 リカちゃん」、前回に引き続き今回も、リカちゃんのライバルについて。


タカラバービーがアメリカのバービーから受け継いだのは、プラスチック製のピアスと指輪でした。


今でこそ日本のファッションドールたちのほとんどが、当然のごとくイヤリングを付けていますが、1970年代にピアスをしていたのは「すてきなバービー」だけでしたから、当時の子供たちの目にはアンナやタカラバービーのピアスが、とても新鮮に映ったことは問違いないでしょう。


同じ年の後半には、リカちゃんのヘアスタイルの定番が、アンナやタカラバービーと同じストレートのロングに変わります。


新しいヘアスタイルになったリカちゃんは、おでこを出したタイプとは同じモールドとは思えないほどのイメージチェンジでしたが、まだマグネットシューズ用のテンソク足をしていました。


同じメーカーのタカラバービーが、リカちゃんに影響を与えないワケがありません。


この年、原宿のホコ天風フィフティーズファッションでキメた「ミス・ポニーテールバービー」が発売されると、ほぼ同じスタイルをしたポニーテールのリカちゃんも登場しました。


この年の5月から雑誌オリーブが、ポパイから独立して定期刊行されるようになりました。


その直前に刊行されたポパイの増刊号としてのオリーブ(平凡出版)には、リカちゃん15周年を記念して、初代リカちゃん世代によるリカちゃんの特集記事が掲載されています。


初代リカちゃんと遊んだ世代が大人になり、社会進出を始めた時代でもありました。


1983年には、リカちゃんもバービーを見習って、小学生ながらピアスを装着するようになりました。


そして日焼け色の肌を持つ「サンシャワー・バービー」が登場すると、同じく日焼け色の脱をした「ちょっぴりこむぎいろのリカちゃん」も登場しました。

リカちゃんからの祝電 リカちゃんのライバル

今回の「祝電 リカちゃん」は、リカちゃんのライバルたちについて。


1982年、リカちゃんは15周年を迎え、それを機会にフルモデルチェンジが行なわれました。


それまでの特徴だっただっこちゃん耳が、自然な形に変えられました。


また、ウエストのジョイント部分が水平になり、極端に細かった腰が左右に張り出します。


このフルモデルチェンジしたリカちゃんは、"3代目"と呼ばれていますが、モデルチェンジ直後のリカちゃんには、"2代目"と同じヘアスタイルで、バラの花を型どったヘアバンドをつけているものが含まれていました。


このタイプのリカちゃんは、時として2代目に分類されることもあります。


ちなみにアメリカへ進出したLISAのヘッドも、だっこちゃん耳ではなく、このタイプに似ています。


しかし同じ1982年、リカちゃんにとってもアンナにとっても最大のライバルが出現してしまいます。


あろうことかリカちゃんのメーカーでもある㈱タカラが、マテル社のライセンスにより生産販売を始めたタカラバービーです。


タカラバービーは、前髪を目のすぐ上で切りそろえたブロンドの長いストレートヘアと、茶色いタレ目をしており、太刀掛秀子氏の描くマンガのヒロインを思わせる顔立ちをしていました。


身長は27㎝で、アメリカのバービーと比べて2cm背が低く、バストも小さいうえ足はローヒール用に作られていましたが、その商品展開は本格的なファッションドールとしてのものでした。


初年度の1982年に発売されたタカラバービーのボディは、同社のレディマリアのボディを転用したもので、スタンドもレディマリアと同じものが用いられています。


ヘッドは㈱タカラが新たに開発したモールドで、こちらは現在のジェニーにも受け継がれています。


同じ1982年に同社から発売されたTVアニメ「ときめきトゥナイト」(原作・池野恋)のキャラクター「ときめきランゼ」にも、タカラバービーのヘッドと、レディマリアのボディやスタンドが転用されていますが、ランぜの髪はブルネットで、目にはブルーのハイライトが入れてあり、現在ではかなりの希少モノです。

リカちゃんと学ぶ、パーティーでの乾杯

祝電 リカちゃんのリカちゃんは何かとパーティーにお呼ばれしています。

なのでパーティーでの振舞いは完璧。

まずは乾杯の仕方から勉強しましょう。

乾杯とは、一堂に揃った人々と同じお酒を酌み交わすことで喜びを分かちあったり、祝福の気持ちを表現したり、また、お互いの連帯意識を高めたりするものです。

ですから、たとえお酒を受け付けない人でも、乾杯のときだけは口をつけるジェスチャーをすることがマナーです。

ただし、1度口をつければ、その後は断ってもかまいません。

乾杯をするときは、まず洋間なら立ちます。

和室なら正座して姿勢を正しましょう。

「どうぞグラスをお持ちください」と言われたら、胸元の高さに持ち、乾杯の声と同時に目の高さまで上げます。

まわりの方々と目を合わせて微笑み合ったり、結婚披露宴のような場合でしたら、その日の主役、新郎新婦に向かってグラスをささげます。

その後、ひと口いただいてグラスをテーブルに置き、盛大な拍手をしましょう。

こうすることで、その場の雰囲気が和み、たとえ初対面の人々の集まりであっても、気持ちを合わせることができます。

このように正式な乾杯は決して「カチン」とグラスを合わせるようなことはしません。

厳粛な場で、力が余ってグラスが壊れたりしたら大変だからです。

リカちゃんと学ぶ、お酌の仕方

祝電 リカちゃんのリカちゃんと学ぶ、お酌の仕方。


ところで、あなたご自身はいかがですか。

まず、お酌をするうえでいちばん大切なのは粗相をしないということです。

そのためにはお酌をする相手に向かうことが第一。

次に右手でしっかりとお銚子や瀧を持ち、女性の場合は左手を添えて右の手のひらを伏せるようにしてつぎます。

このとき、顔をやや左にかしげると注ぎ口がよく見えると同時に、女性の場合は愛らしく見えます。

また、注ぐときには、ビンやお銚子の口がグラスや盃のふちに触れるか触れない程度(1cmくらい)離したところで注ぐのがコツです。

注ぐ量はお酒は8、9分目、ビールなら泡がちょうど表面にくるぐらいがよいでしょう。

相手と並んで座っている場合、右手で右側にいる人に注こうとすると手のひらを返さなくてはなりません。

粗相をしないように注ぎ口を見ようとすると相手によりかかる形になります。

このしぐさが粋なお姉さんのお酌の仕方と言われるゆえんです。

女性がこういうお酌をすると誤解されますので、注意しましょう。

また、男性でもこの「手を返す」しぐさは目上の人から好ましく思われませんので気をつけたいものです。

お酌を受けるときは、お座敷なら正座し、椅子の席なら姿勢を正して、盃の場合は左手も添えて差し出します。

また、「もう結構です」と言いたいあまりに、突然グラスを上げたり引いたりしてはいけません。

そのときは、グラスの上に手をかざして、合図をします。